桜が丘森林公園キャンプ場 で不本意ながら車中泊の朝。
7月1日(月)
朝、弟子屈町:桜が丘森林公園キャンプ場 。7時頃、遅めの起床。外へ出てみる。蚊はいないようだ。夕食の準備中にどこからともなく蚊の大群が現れ、あわてて車中泊に切り替え、迎えた朝。
油断はできない。昨日のように、いつ突然襲ってくるかもしれない。そそくさと使わなかったテントとタープを撤収し管理棟でチェックアウトを告げた。ここで気づいたことがある。昨日から蚊を恐れる余りのドタバタに、キャンプ中の写真を1枚も撮っていない。撮ったのは朝の散歩中に撮った愛犬の写真だけであった。不覚。
阿寒湖へ
阿寒湖へ。到着時は小雨。外歩きも犬連れではままならず、犬を車内に残し散策へ。こじんまりとした街がいい意味で観光地化されていて心地いい。一巡りして車へ戻る頃には雨が止んでいたので、茶々丸の散歩に再度街中へ。その時の写真。
北海道三大秘湖のひとつオンネトーへ
思い出の湖、オンネトーを目指す。34年前はアクセスも悪く(細い砂利道一本)到着すると、ひっそりとした佇まいが「秘湖」と呼ぶにふさわしい雰囲気を醸しだしていましたが、現在は道路もきれいに舗装され、撮影スポットなどの整備も進んで、少し観光地としての色合いが強くなっていた。
天気は曇り。オンネトーに近づくにつれ怪しげな雲行きとなり、到着と同時に雨となる。めげずに標準で防水仕様の愛機PENTAX K-5Ⅱで写真を撮るが、レンズは防水ではないはず。そこそこにして切り上げオンネトーを後にすると、ほどなく雨が止んだ。
足寄町へ オフロードを走る
その後、足寄へ向かう。オンネトー湖キャンプ場から未舗装道路へ突っ込んでいく冒険ルートを選択。34年前に北海道を走り回ったオフロードバイクのホンダXL250Rに未だに乗り続けているので、未舗装の道を見るとどうしても血が騒ぎ走ってみたくなる。一抹の不安を感じながら舗装路から砂利道へ突入。幸いパンクやスタックもなく足寄側へ抜けることができたが、舗装路へ抜けるまでに10km以上は走った感覚になる。が、実際は5kmほど。携帯電話は途中圏外。対向車に一台も会わなかったので、観光客が一般的に使うルートではなさそうですが、個人的には楽しいルートでした。オフローダーにお薦め。ただしソロで行く場合は十分に気をつけて。
舗装路に出てしばらく走ると景色が開けてきた。やたらとフキの葉が目立つ。さらに走ると看板があり、この辺一帯がラワンぶき自生地という北海道遺産に指定されたところだということが分った。オンネトーと足寄を結ぶこのルートを通らなければ、多分この景色を見ることはなかっただろう。少し無理をして正解だった。
道の駅「足寄」に到着。ここは松山千春記念館を併設している建物で、廃線になった足寄駅の跡地に建てられたとのこと。駅のホームの一部を建物の中に残してあるアイデアもあったりと、他の道の駅にない楽しいところでした。
道の駅「陸別」で車中泊。
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