車選びは、それぞれの基準があるので私のケースはあくまでも一つの参考としてお読みいただければと思います。
日本一周を前提とした車選びは、当然いろいろな要素があると思いますが、今回の私の場合は、高速道路はほとんど使わず道の駅での車中泊を基本として考え、また初期費用を低く抑えたいため、リアスペースがフルフラットになる安い中古車を探すこととなった。
予算は３０～４０万円。高速を使わず日本一周すると総走行距離は２万キロくらいと予想し、ガソリン代を試算するとリッター当たり１０㎞の車は２，０００リットルを消費することとなりガソリン１リットルを１５０円で試算すると３０万円となる。燃費が２０㎞であれば１５万円で済む計算となる。
その両者間の燃費アドバンテージはそのまま購入価格の差として考えた。つまり、燃費が良ければ１５万円ほど高くても総経費として考えれば変わらないということになる。 また、普段乗りとして月１，０００ｋｍ程度を継続して使うと月々のガソリン代は１５，０００円対７，５００円になることも考慮に入れた。
私の場合普段乗りのホンダフィット（燃費１４㎞／L）の車検切れのタイミングと重なったため、この点も重要な要素となった。
その結果、燃費がいい車は価格が高くても長期的に見ればペイすると考え、その価格差は３０万円以上あっても、燃費の悪い安い車と総経費はほとんど同じという結論に達した。日本一周後、普段乗りを続ければそのメリットはさらに大きくなる。それぞれの細かい事情が、背景にあると思うのでどちらがいいかは熟考を。
性能の差も大きな要素となる。ただでさえ坂道が多い日本の一般道であるが、高所（たとえば、志賀高原・美ヶ原・富士山など標高2000M以上の地点まで行くことを想定するか？あるいは高速道路を頻繁に使うか？、はもう一つの重要な車選びの要素となる。車中泊仕様の重たくなった 軽自動車で、めいっぱいアクセルを踏みながらそれらの場所へ登っていく様を想像するに、やっぱりハイブリッドの方が無難かなと考えてしまう。高速道路の走行についても同様の判断となる。ハイブリッドではなくても、軽自動車ではなく普通車を選択する意義もここにあるのでは。せっかく、日本一周するのであれば、予算の許す範囲内で、車選びは最大限の快適性と行先に左右されない仕様・性能に配慮した方が、後々後悔することがないのではという私見によりフィットのハイブリッドを選択した次第。
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