日本一周60日目
6月21日(金)
車中泊した 道の駅「サラブレッドロード新冠」。ここは競馬ファンにとっては聖地のような場所、といっても自分が熱烈な競馬ファンというわけではない。一時期馬券を買っていたことがあるくらいなのだが、その当時の馬の名前がここに顕彰されていると嬉しくなる。道の駅駐車場に、歴代の名馬の写真を丸いプレートに収め蹄鉄で型どった記念碑?が並べられています。
特にハイセイコーには特別な思い入れがある。私が中学生の時、増沢騎手が歌った「さらばハイセイコー」という曲がある。当時絶大な人気があったハイセイコーの引退に伴って発売されたこの曲のレコードを買い、繰り返し聞いた。33年前にバイクでこの地を訪れた時は、わざわざハイセイコーが余生を過ごす牧場へ行き直接対面を果たした経緯もあり、未だにハイセイコーは記憶の中でNo1の存在。そのハイセイコーがここでもNo1の扱いであったことが嬉しかった。
サラブレッド銀座へ
早朝、 サラブレッド銀座へ。
ここから延びる直線道路沿いにいくつも競走馬の牧場がある。
襟裳岬へ
新冠から襟裳岬へ。岬に近づくにつれ霧が濃くなり到着した駐車場には霧が流れ、岬付近の視界不良を思わせる。岬の突端へ歩いて向かう。霧に見え隠れする風景をカメラに納める。やはり霧で岬の全容を見ることができない。実は、前回ここに来たときは濃霧で何も見えないほどだったので、えりも岬に関して全く記憶も思い出もない。今回こそはと願ったが、やっぱり今回も霧と岬はワンセットだったかとあきらめた。が・・・
うに丼を食す。礼文島で食ったウニの方がうまかったかな、と思いながらも完食。うまかったのは間違いない。
うに丼を食べ終わり外に出ると、霧が晴れている気配。急いで再度岬へ向かってみると、視界良好。写真撮影やり直しとなった。
えりも岬で撮った写真を何枚か載せておきます。
えりも岬から黄金道路へ
えりも岬を後にし太平洋を右に見ながら北上。黄金道路へ。
33年前に、すでにこの名前で呼ばれていた道。建設費用が黄金で作ったかのように膨大にかかったためこの名がついたとのこと。到着して分かったことだが、ここは未だに工事が続いている。ということは、あれから30年以上も建設費用が継続して注ぎ込まれているということになる。以前は海岸線側が柱で支えられた洞門の連続だった記憶があるが、現在はトンネル化の方向に進んでいるようだ。
「えりも黄金トンネル」と名付けられたトンネルは長さ4941mで海岸線の曲がりくねった道を一気にパスできるが、景色を楽しめないのが少し残念。同トンネルは北海道では最長だそう。前回走ったであろう旧道が今も通れるのかを確認してこなかったのは少し心残りとなった。
黄金道路を通過し、なおも北上。
釧路市の南、道の駅「しらぬか恋問(こいとい)」で車中泊。
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