車中泊・キャンプ用の照明を選ぶ
カタログデータの見方(目安):W(ワット)=消費電力、㏐(ルーメン)=明るさ。目安として、LED照明の5ワット・450ルーメンは電球の40Wに相当。
車中泊やキャンプ旅行に必要不可欠なのが照明だが、その選び方は意外と難しそうで簡単・簡単そうで難しい。
考えるべき要素として、光の色、明るさ、消費電力、大きさ・形など結構多いが、ひとつづつ私見を書いてみます。
まず色
蛍光色がいい。キャンプなどで肉を調理する時、焼け具合をしっかり確認できるのは、やはり蛍光色。電球色でははっきり確認できず食中毒の危険性がある。旅空の下で食中毒など、最も避けたいシチュエーションなので迷わず昼光色を選択すべき。調光できるタイプもあるので電球色もあった方がいいという人は、その選択もありです。
次に明るさ
大きさとも関連してくるが、車の中を明るく照らすには小型のもの(5W程度:40Wの電球相当)で十分。明る過ぎると車外に光が漏れたり、キャンプ場では明る過ぎて周りからひんしゅくを買ったりするためNGの場合アリ。
最後に消費電力
ポータブルバッテリーの容量にもよりますが、できるだけ消費電力の少ないものを選んだ方がバッテリーの日々のマネージメントがやりやすくなります。
*関連:日本一周で使ったポータブル電源を紹介
現在売られているLEDのUSB端子から給電するタイプだと、5~10W(ワット)が主流のようですが、中には20Wを消費するものもあります。
車中泊・キャンプにお薦めの照明
お薦めは、
大きさ・形 車中泊やキャンプに持っていくとなると大事な要素。かさばらず、収納しやすいバータイプを壁掛けとして使うのがお薦め。消費電力5W、長さは30センチくらいのもの。
車のキャビン内で使うには十分の明るさです。1,500円~2,000円程度
吊り下げタイプは意外とキャビンの空間を占有する。
車内で動くたび頭にぶつかるなど。
パッケージングについても同様で、バータイプの方が収納しやすいし取り出しやすさもあります。
私が実際に使ったものは50センチの長さで消費電力7W位のものですが、少し明るすぎる程でした。消費電力もわずかな差ですが、バッテリーの充電のことを考えると少しでも省電力を考えて5Wの方がいいと思います。
使ってみてよかった点:明るい。(これが一番)価格が安い。壊れにくい。
悪かった点:付属のマグネットテープが磁力不足で車内の鉄フレームにしっかり吸着しなかった。
*結局リアゲート上部に張り付けタイプのフックを水平に2個取り付け、そこに渡すように引っ掛けて対応した。
照明について総合
実用性を考えるなら安い中国製でも十分かと思います。もともと複雑な電子回路を備えているようなものではないと思われますので、当たりはずれはあるかもしれませんが、私が買ったものは結構雑に扱っても壊れることはありませんでした。
ついでに付け足しておきますが、キャンプ場などで夜にテント設営する時や夜間の犬の散歩やトイレへの移動時・就寝中の常夜灯などの用途に、ヘッドバンド式で乾電池仕様のLED照明を常に運転席の背もたれにぶら下げていました。窓を内側から目張りし遮光すると昼間でも真っ暗に近い状態になり、犬がどこで寝ているかわからず下手に起き上って動くと踏んでしまいそうになるため、常夜灯は必需でした。
そのまま吊り下げて点灯すると明るすぎるため、間接照明にして明るさを抑えて使いました。電池は1週間から10日くらいは持ちましたが、最後の方では明るさが相当落ちるので早めに交換していました。(常夜灯としては明るさが落ちてもOKなのですが、いざという時のために・・・という)
単4電池3本を装填するタイプでしたので、百均であらかじめ5本セットのものを数個買って常備していました。
外で作業する時などに両手が使える照明も必需品です。
その他のお薦め
充電式小型ライト:モバイルバッテリーとしても使え、価格2,000円程度。ポータブルバッテリーを消費することもなく単体で照明として働いてくれる上に、USBの出力端子から携帯の充電もできる。あると重宝するかも?
バータイプ
充電式 (アウトプットUSBポートあり)
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