「軽井沢町営駐車場」2日目

日本一周 9日目

5月1日(水)
 雨の中、思い出の場所「白糸の滝」へ。道路わきの駐車場に雨の日とは思えない程の車が並んでいる。タイミングよく空いたスペースに車を止め、傘をさして滝へと歩く。駐車場から300メートル程あるだろうか。茶々丸を連れていくことは最初からあきらめ、一人で歩く。滝に到着。
 人が多い。当時との印象の違いはそれだけではないような気がする。後で気がついたのだが、当時は連休中はバイトに専念し、連休が終わってから人が少ないタイミングで軽井沢を訪れていて、そのタイミングこそがこの地の木々が「芽吹き」をむかえる時だった。軽井沢あるいは長野県全般では連休中(少なくとも前半は)は新緑を見ることができないということを改めて認識した。
 令和元年5月1日。日本人にとって新しい時代を迎えた日。車の中でバッテリーを気にしながらワンセグでテレビを見ると、年末年始のようなお祝いムードの番組編成。それもいいだろう。個人的には特に感慨深いものがあるわけではないが、あるとすれば昭和30年前半生まれの自分が割と長生きできているなという実感か?
 誕生日ですら感じなかったこの感想は日本人だけのものだろうと、勝手に納得し令和の一日目は終了。

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