草津温泉から八ッ場ダムへ

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日本一周 28日目

5月20日(月)
 269,000キロメートルに到達。出発時265,380キロメートルだったので、27日間で3,600キロ超を走ったことになる。今のところ月4,000キロペースだ。ただこの数字になる直前アンチロックブレーキ点検要のインジケーターランプがメーターパネル内に点灯。あす、道すがらのホンダへ持ち込もうと思う。
 道の駅「草津運動公園」で目覚める。

停まっている車は、ほとんどが車中泊

そこから草津を離れる前に「大滝之湯」へ。前回入ったのは夜だったので今回は明るい時間帯に露天風呂の雰囲気を味わおうという意図。
 当然写真での照会はできないが、中は脱衣場・浴場とも広く清潔感があり、露天風呂も高い壁と塀に囲まれているが圧迫感のない雰囲気。そこから「合わせ湯」という5つの浴槽を持つ独特な場所へ。38度から46度まで変化するこの「合わせ湯」がここの売りだそう。入浴料900円は他の温泉と比べても決して高くないと思える温泉施設でした。詳しくは「大滝之湯」公式ホームページで・・・

 さて、ここで独自情報を。風呂上がりに散策がてら建物正面右側の道路を奥へ進むと、100メートルほどの所に何やら工業プラントのような施設を発見。

興味津々、近づいてみると不思議な光景が。まるでテレビ番組の「なんだこれ?」のような・・・。幅4~5メートルほどの小川の流れの上を横切るように一本の橋が掛けられているが、通行するためのものではない。その下部に開けられた複数の穴から謎の液体が放出され、その下の流れに到達したとたんに透明だった流れが一瞬のうちに真っ白に変わって流れていく。初めて見る光景に目を奪われ、写真を撮る。

橋の左側が柵で閉鎖されている。

パイプは対岸の施設から地中を伸びてきているものと思われる。正体?を確認してみると、この施設は温泉に関するものでした。強酸性の温泉を排水するにあたって、環境に配慮し中和して流すというもの。詳しくは、説明書きを掲げた看板の写真でご確認を。

正午近くになり、ようやく草津を出発。道の駅「八ッ場ふるさと館」を目指す。ダム建設の白紙撤回から再度建設の推進へと向かった経緯がある「八ッ場ダム」の現状を見てみたいという気持ちもあり、明日以降の予定に合わせ通過地点として立ち寄ってみた。

ここの駐車場はとにかく広い。
足湯のわきにあった情報掲示板?

道の駅の敷地脇から大きな橋が深い谷をまたいでいる。谷底をのぞき込むと数台の重機と工事用の砂利道がみえる。相当広大であるがダム本体は確認できない。

 橋は長大で対岸までは300メートル以上はありそうで、歩いていくことはためらわれた。対岸に渡ればダム本体が見えるという確実な情報はなかったのがその理由。いったん車に戻り、とりあえず対岸へ渡ってみるか・・という気持ちで車を走らせると、橋を渡り終えたすぐの場所にそこそこの広さの駐車場が。そこへ車を止め、橋の上へ行くと遥か上流にダム本体が確認できたのだが、予想以上に完成に近づいているようで驚いた。ニュースで見ていた時から、かなりの時間が経過していることをあらためて実感した瞬間だった。

右奥にほぼ完成したかに見えるダム本体

道の駅「あがつま峡」で車中泊

 八ッ場を離れ今日の宿泊予定地、道の駅「あがつま峡」へ向かう。温泉とドッグランがある道の駅で、犬連れの旅行者にはとても有難い。豊かな自然の中にある広大な道の駅で、表の駐車場も広いが建物裏手の足湯や広大な芝生の公園が開放的でとても気持ちがいい。車中泊にも最適な道の駅 「あがつま峡」 。併設の温泉「天狗の湯」は地元の方の利用者も多く、親しまれる道の駅という印象でした。

道の駅「あがつま峡」の入り口
施設裏手の広大な芝生公園から

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