白川郷へ

車中泊

日本一周33日目

今なお5月25日(土)
白川郷の道の駅
8:00頃、寝過ごしてしまったことを後悔しながら、昨日の夜下調べしておいた細い山道をフィットシャトルで駆け上がり展望所から白川郷の景観を写真に納める。ここは「お食事処 天守閣」の展望所で有名な場所のようだが、狭いが無料の駐車場が近くにあり、この写真はそこから撮影したもの。

背景に見えている山は三方崩山という名前だそう

 山を下りて、集落へ入ろうとすると入り口の信号で監視員と思われる女性に車を止められる。昨日の夜は通れたのだが。事情を聴くと、地元車以外は時間規制で侵入禁止になっているとのこと。山へ向かうときはいなかったので、公務員の出勤時間である8:30が規制の開始時間のようだ。

交差点を左へ

言われるがままに信号を右折(写真は逆側から撮影)し大きな橋を渡る。直後のトンネルを抜けると大駐車場と観光客向けの一大施設へ導かれ、1000円の駐車料金を払う。

駐車場に併設の観光施設

 この施設から川にかけられた100m程のつり橋を歩いて渡ると、ちょうど集落の中ほどに出た。茶々丸と写真を撮りながら歩いて回る。傾斜が急な、あの写真でしか見たことのない印象的な藁ぶき屋根の民家が散在している。現在も住居として使われていたり、お土産屋あるいは民宿として等々、今なおそれぞれの役割を果しながら現存している。

橋を渡ると集落の中ほどに出る。
逆さ合掌と言うらしい。水面に映る明善寺
国指定重要文化財「和田家」
和田家入り口
上の写真の看板を拡大 入館料大人300円
お土産のお店
山の上に「お食事処 天守閣」の展望台が見える。

ひとしきり写真を撮り終え、つぎのポイント、茶屋「忠兵衛」へ。集落から1キロほど離れているため歩くと往復20分以上かかるので、いったん駐車場へ戻り車で移動する。

「忠兵衛」に到着
ここでも「逆さ合掌」を撮影

「五筒山合掌の里」へ

 忠兵衛を最後に白川郷を後にする。次の目的地、輪島へ。国道156号線を北へ車を走らせること十数分、道路上の案内板に「五筒山(ごかやま)合掌の里」とある。写真には撮っていないが、別の案内板には世界遺産とあった。白川郷からそう離れていない場所にまた別の世界遺産があるのかと思ったら、富山県南砺市の五箇山と岐阜県大野郡白川村の白川郷と五筒山を合わせて一つの世界遺産として登録されていることを初めて知った。恥ずかしい話だが、「白川郷」=世界遺産くらいの予備知識しかなかったので、立ち寄るかどうか少し迷ったが世界遺産を素通りはないだろうと思い、案内板が指し示す方向へ。道路わきの駐車場から見下ろす位置に合掌造りの集落があり、それが「菅沼集落」であった。下り坂を数分歩き集落の中へ。白川郷よりコンパクトな集落で観光客も少なく、いい意味で素朴で密度の濃い場所でした。実は五箇山合掌の里にはもう一つ世界遺産に含まれる「相倉(あいのくら)集落」が、こことは別な場所にあるのだが、十分な知識がなかったため今回は見過ごしてしまった。もう一度来よう。

「五筒山合掌の里」矢印方向へ
上から見下ろす「菅沼集落」
世界遺産であることを示すプレート
人が少ない分落ち着いた雰囲気
食べ処「吾郎平」さん
お土産屋さん
お土産屋さんの店先
「相倉集落」とあるが・・・。

南砺市のスーパー駐車場。車の中で食事中、ワンセグテレビのニュースで富山市出身の力士・朝乃山、が幕内優勝を果たしたとのこと。ちょうどそのタイミングで富山県(富山市の隣の市)に居たことが何とはなしに喜ばしい。その後移動し、石川県の道の駅「俱利伽羅」で就寝。

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