日本一周40日目 喜多方ラーメンを食す。

日本一周

道の駅「湯西川」から喜多方ラーメンを目指す。

6月1日(土)
  道の駅「湯西川」で目覚める。幹線道路から少し離れたところにあるこの道の駅、山深い場所にあり鉄道の駅とも直結していて温泉もある。昨日ここに到着後、さっそく温泉に入り疲れを癒した。

温泉がある道の駅は、調べると結構あるが旅行の行程途中に都合よくあるかというとそうでもない。最初から、それを目的に廻る旅もあると思うが、そうでなければ時々の機会となるのでありがたみが増す。特にここは静かな場所にあるので、車中泊もさながら山奥の温泉旅館に泊まっているような気分になる。車中泊にお薦めです。

平家落人の里が近くにある。
湯西川ダックツアーの水陸両用車

 朝目覚めてから気づいたのだが、ここには水陸両用のバスがあり、湯西川ダム湖コースと川治ダム湖コースのツアーがあり、料金はそれぞれ3,000円と3,500円。また来ることがあれば乗ってみよう、とか考えながら道の駅を出て喜多方を目指す。昼食にラーメンをと考えながらひた走る。

喜多方ラーメンを食す。

 12:30頃、喜多方市役所に到着。超有名な「坂内(ばんない)食堂」の案内看板に導かれてたどり着いたのであって、最初からここに来るつもりだったわけではない。そもそも坂内を(ばんない)と読むことすら知らなかったのだが、店の前の長蛇の列で超有名な店であることを知った次第。市役所の駐車場内に日陰のあるスペースを発見し、ここなら車内温度も上がらないだろうと、茶々丸を車に残し安心してラーメン屋へ向かう。

市役所駐車場から「坂内」へ直通の小径

 市役所の建物に向かって左側に駐車場から敷地外へ出る歩行者専用の小径があり、30メートル程行くと「ばんない」の看板と順番待ちの長い行列が待っていた。小径の横には公園があり、市役所の駐車場側からは木々や公衆トイレなどで視界が遮られ確認しずらいが、意外と近い。

市役所横の公園から
すごい行列で並ぶ気になれず

「ばんない」(坂内食堂)の専用駐車場はあるようだがハローワーク、市役所の駐車場も利用できるので、土日はこちらのほうがいいかも?
 結局、順番待ちの長蛇の列に並ぶ気になれず近くの「喜多屋」へ。

ここはここで雰囲気があります。
「ばんない」から歩いて100mほどだったと思います。

 うまかった。腹が減っていたので写真を撮るのを忘れてしまいラーメンの写真なし。 豚骨ラーメンばかり食べているのでしょうゆベースの味は物足りないかと思ったが、出汁がきいたスープ は深みがあって 複雑な旨味がある。何の出汁が何種類位どうブレンドされているのか、当然のことながらまったくわからないままスープまで飲み干し完食。 麺も細すぎず太すぎずのちぢれ麺でスープによく絡みうまかった。 店を出るとすぐに駐車場へ戻り、車に残していた茶々丸を外に出してやる。

例の小径を抜けて、「ばんない」入り口を正面から
一体どれ位の待ち時間なのだろうか。また人が増えたような・・・
行列を眺めながらくつろぐ愛犬

 今回は「坂内」のラーメンはあきらめたが、次の機会があればかならずまた食べに来ようと心に誓う。それにしても「喜多屋」のラーメンは本当に”うまい”と思った。「ばんない」は如何ばかりかと思いながら喜多方を後にした。

米沢図書館へ

16:00頃、米沢図書館に到着。 
平日は20:00まで、土日は19:00まで開館しているこの図書館、2016年にオープンしたとのこと。木を使った外観も5階まで吹き抜けになっている内側もオシャレ。吹き抜けの内側には各階に通路が見えるが人影はない。その通路に沿った外壁の内側はすべて本棚になっている。図書館の職員に尋ねたところ、そこは閉架庫(所蔵本の倉庫)として造られているのとのこと。一般の利用者は入れないスペースで、検索システムで探した本を職員の方がそこから持ってきてくれるシステム。何とも贅沢な空間の使い方であり、風通しの悪い一般的な倉庫と違ってカビなどの心配がいらない画期的な本の保管方法。なによりその明るさと開放感たるや、すばらしいの一言。わが故郷にもこんな図書館があれば・・・とタメ息まじりに思った。

木をふんだんに使った近代的な図書館
上に見える3階分の本棚はすべて倉庫。一般の利用者は入れない。

 閉館まで滞在し、道の駅「米沢」へ

外のテラス席です。

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