女川から三陸海岸を北上

車中泊

日本一周48日目

道の駅「上品の郷」から

6月9日(日)
 石巻市の道の駅「上品(じょうぼん)の郷」で朝を迎える。ここは温泉やコンビニ・レストラン、地産品売り場など施設が充実していて規模も大きく、車中泊に最適。今日は日曜ということもあり、昨日からの車中泊組がかなり多かった。

ビジターに分かり易い大きな案内

「シーパルピア女川」 に立ち寄ってみた。

 今日は女川を通って海岸線を北上し、岩手県まで走る。道の駅でのんびりしすぎて出発が遅くなったこともあり、女川に到着したのは正午ごろ。コンビニで昼食をとっていると⒉~300m程のところに人が集まっているのが見えた。「シーパルピア女川」だった。日本全国、津々浦々の情報を事前にリサーチするのは無理と最初からあきらめていたので、予備知識が少ない私は唐突に表れる観光施設に突然飛び込むことが多い。今回もそう。行ってみると広く開かれた空間に一階建ての建物が整然と配置されている。2015年にオープンしたテナント型の商業施設とのことで、港(海)と女川駅を真っ直ぐにつないでいる。このため女川駅の キャッチフレーズ は「海が見える駅」でした。

正面の建物前に人だかりが・・・。右側の道路を渡れば海。
施設の真ん中あたりから駅方向を撮影。正面に見えるのが女川駅。
海側。
女川駅。
なぜかこの店に入りたがる茶々丸。
日陰で休憩中。

名勝「神割崎」を見てきました。

 女川を出て海岸線を走る。15時ごろ南三陸町手前の「神割崎」に到着。絶景ポイントのよう。せっかくなので見ていくことにする。
 地名の由来。昔この地に大きなクジラが流れ着き、そのクジラをめぐりこの場所は自分たちの村だと2つの村が三日三晩争っていると、三日目の夜に雷雨となりその浜に大きな落雷があった。翌朝村人たちがそこへ行ってみると大岩が真っ二つに割れていて、それを見た村人たちは争いをやめるよう神のお告げがあったとしか思えず、2つの村でクジラを分けさらにその割れ目を正式に両村の境界として定めたそうだ。

左側の階段を下る。
外海から隙間を通り抜けてきた波が
神割崎・・・絶景でした。

 ここは現在も石巻市と南三陸町の境界だそうです。

 午後4時。岩手県までたどり着くには海岸線の一般道路では無理。ということで幸い無料開放中の高速道路があるので一気に北上する。気仙沼を通過し陸前高田に到着。そこからさらに北上し大船渡の北、道の駅「さんりく」で車中泊。

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