道の駅「なとわ・えさん」~苫小牧

車中泊

日本一周54日目

6月15日(土)
道の駅「なとわ・えさん」
朝、車から出てトイレに向かう。ふと斜め向かいに停まっている普通ワゴンタイプの標識を見ると熊本ナンバー。ドライバーと思われる男性に話しかけてみる。むこうはこちらが熊本ナンバーであることに気づいていなかったらしく、ナンバーを確認してからあらためて驚きの表情であった。

ウッドデッキ風に作られている。

70歳を超えて一人で車中泊の旅をしているとのことで畏敬の念をもって話す。話の終わりに厚岸の牡蠣が絶妙にうまかったとの情報をもらい是非とも行かねばと思った。数台しかいない車の内2台が熊本ナンバーであったから、目撃した人は驚いたろうなと思いながら道の駅を出発。とりあえず海岸線を北へ走る。10:00頃、道の駅「つどーる・プラザ・さわら」に立ち寄る。数量限定、450円のホタテ飯の看板を発見し即買い。

道の駅「つどーる・プラザ・さわら」

唐突に出会う素朴なグルメ。旅の醍醐味です。

洞爺湖で芸術鑑賞

 少し早い昼食を済ませさらに北へ。洞爺湖を目指す。洞爺湖に関して予備知識なしで13時ごろ 湖畔の駐車場 に到着。洞爺湖の湖畔に国内外の彫刻家による作品が展示(58作品)されていることを案内板で知り、とりあえず 駐車場に隣接する公園を散策してみた。場所は案内板地図の左下辺り。

「とうや湖ぐるっと彫刻公園」 作品番号58番までの案内板
いきなりのインパクト。
巨大です。54番 「月の光」イゴール・ミトライ
こんな作品や・・( 「Muse」明地信之 )
他にも・・ 「SHOWEN」松本憲宜  58番 最後の番号
遊覧船の発着場  「湖渡る風」坂坦道

 時間をかけて全部見ようかとも思ったが、先を急ぎたい気持ちが勝り残りの作品鑑賞は次の機会に残しておくことにした。

道の駅「みたら室蘭」から白鳥大橋をみた。

 16:00ごろ、室蘭市の白鳥大橋に到着。あいにく霞がかかっていて見透しが悪かったが、何とか雨にはならず全貌を視認することはできた。さらに 祝津公園展望台 に立ち寄り、高台からの景色をカメラに収める。橋上へ向かって陸地からループ状に大きなカーブを描いてアプローチしている道路も、見事な景観を作り出していた。夜景の名所らしい。

道の駅「みたら室蘭」白鳥大橋を眺望できる。
全長は1380m 高さ60m カーブが美しい。
道の駅の展望室にあった説明書き
祝津公園展望台 に移動。陸地からのアプローチが分る。

苫小牧へ

 ここから苫小牧へ向かう。苫小牧市内に入ると苫小牧港への道路案内板が目に入った。吉田拓郎世代ならよく知っている「落陽」という曲に出てくる『苫小牧発‐仙台行きフェリー』のフレーズを思い出し、ここは立ち寄るべきだろうと案内に従いハンドルを切る。港に到着した時は、小雨が降り続く状況。駐車場近くにドッグランが設けてあったので雨の中茶々丸を散歩させる。その後、港のターミナルへ。予想と違い、建て替えられて間もない近代的で明るい雰囲気のターミナル。3階に送迎デッキへ直行すると、大きな船が見えた。たまたま通りかかった職員らしき人に尋ねると、まさにあの曲に出てくる 「仙台行きフェリー」だった。毎日19:00発ということで、たまたまこの時間にたどり着いたのはラッキーだった。

駐車場から。雨のターミナル
送迎デッキから、苫小牧発・仙台行きフェリーを・・・
見送りました。
新しい船に変わったばかりのようです。
時刻表 (隔日で仙台経由名古屋行きになる。)

 八戸・仙台・名古屋・大洗の4路線があり、仙台行きフェリーは隔日で名古屋までの航路になっていて、今日はその日だった。

待合ロビー
人影はまばら
売店はまだ空いていた。

 3階から階段を下りていると折り返しの踊り場に、一枚のポスターが。地元の拓郎ファンの呼びかけで歌碑の建立を計画しているという内容だった。すでにあってもよさそうなものだが、と思いながら計画の実現を祈る。次回の訪問が楽しみになった。

土産にもらったサイコロ二つ。手の中で降ればまた振り出しに・・・

苫小牧「ニングル」で夕食

 この日の夕食。「ニングル」という地元有名店のラーメンと焼肉のセット。ラーメンも肉も味がしっかりとした濃いめの味付けで量も程よく、久しぶりに食後の満足感に浸りました。醤油ラーメンなのにガツンとくる味の濃さ。苫小牧に住んだら九州人でも癖になるかも。

「ニングル」ラーメンと焼肉のセット 

苫小牧・道の駅「ウトナイ湖」泊

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