羊蹄山から松前へ

車中泊

日本一周85日目

7月16日(火)
羊蹄山登山口、半月湖キャンプ場。昨夜就寝前にトイレに行ったときは2台しか停まっていなかった車が、午前8時ごろには登山者の車で十数台に増えていた。平日にも関わらずこんなに入山者が多い羊蹄山。相当人気がある山のようだ。

昨夜は2台だけだった車が十数台に・・・

羊蹄山から西へ日本海へ抜ける。立ち寄った寿都(すっつ)町の道の駅、「みなとま~れ寿都」。

 寿都町から[せたな町]へ向かう途中で見つけた激レアポイント。清流が海に注ぎ込んでいるこの場所、道路わきの数台分の駐車場から階段を下りて草地と砂地を100mほど歩くとたどり着く。
海水・淡水とも透明度が高く、水遊びに最適。

清流が海に注ぎ込む。

せたな町 長磯海岸 「親子熊岩」

 せたな町、海岸線の休憩スポットに入ると何やら立派な掲示板が。親子熊岩物語とある。
読んでみると物悲しい話だが、昔から多くの人がこの話を背景に感慨深くこの岩を眺めてきたことを思うと、それもまた感慨深い。

親子熊岩を見た後、昼食をとろうと立ち寄った大成キャンプ場は使用禁止。原因はクマ出没だった。

 昼食後、南へ向けて移動中に見つけた風力発電の風車。すぐそばまで行けそうな砂利道があったので、わざわざUターンして入り込む。遠目に見ることはあったが、至近距離で見ることができるという意味ではここは希少ポイント。真下に停まっている車がいたので、その大きさがよく分る。

 道の駅「松前」に立ち寄る。

 海岸線を走り、またまた寄り道。白神岬展望広場とある。北海道の最南端が白神岬。
海を見ようと建物脇を抜けると何か石板に刻んである。「伊藤整 生誕の地」。確か高校の国語の授業で教科書の教材になっていた、かの人の作品を読んだ記憶がある。どのような子供時代をこの地で過ごされたのか。いずれにしても、目の前に広がる津軽海峡の景色は多分彼が見た当時のそれとほとんど変わっていないのだろう。

 道の駅「松前」に立ち寄る。

 松前郡福島町、「 横綱千代の山・千代の富士記念館」を発見。千代の富士といえば、私が高校生のころから見続けた大横綱。その強さは別格だった。今の相撲界はモンゴル出身力士が席巻しているが、テレビを見ながら時々思うことがある。もし当時の千代の富士が現在のモンゴル力士と戦ったらどんな決着となるか、ということ。引退した朝青龍や白鳳との対戦を想像してみるが、勝つのはやはり千代の富士。「千代の富士強し!」は、永遠です。

福島町から木古内町まで走り、道の駅「きこない」車中泊。明日はいよいよ北海道を離れる予定。

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