日本一周で使ったイスとテーブル。選んだ理由はパッケージングにあり。
日本一周にもっていくイスとテーブル。大きさや形・仕舞いこみサイズも様々でどれにするか悩まれる方も多いのでは。
ということで今回は私が日本一周で使ったイスとテーブルを紹介しながら、選んだ理由なども書いてみたいと思います。
先ずは椅子。
ブランドに特にこだわりがなく、重さなどにも無頓着な私が選んだのはごく普通の折り畳み式のデッキチェアーです。とは言え全くこだわりがないわけではありません。仕舞いこみ時に4本の足が束になり細長い形になるタイプのものを選びました。
座面の高さは40cmほどで背もたれはレギュラーサイズ(ハイバックでない。ホームセンターで1,000円位のもの。
テーブルはロール式で高さ・天板の幅・奥行きとも約60cmの大きさのもの。食材・飲み物・コンロ等、余裕で置ける広さです。
アルミの土台部分は30年ほど前から使っているもので(当時2,000円前後で買った記憶あり)、天板はホームセンターで買った複数枚の板を布製ベルトで繋いで(ボンドと木ねじで連結)自作したもの。今はアルミ製の軽くて良いものがあります。
設置・撤収とも簡単。60~70cmのものでも軽い。お薦めです。
キャンプといえば最近は焚火とワンセットで語られることが多くなり、イスやテーブルも焚火に合わせて低くて小さいものをチョイスされる方も多いかと思いますが、車中泊メインで日本一周となれば、ゆったり食事をしたり夕日を眺めたり、あるいは昼間のランチタイムに木陰でのんびり過ごすといったシチュエーションがメイン。
もしそのようなシチュエーションを私と同じように想定されるのであれば、やはり天板の一辺と高さが70cm程度の大きなテーブルとオーソドックスなデッキチェアーがお薦めです。
焚火に関して言えば、たまにキャンプ場で実際にやりましたが、小さいイスでないとダメということは当然ありませんので、後はこだわりの問題になるかと思います。
イスの選択で特にお薦めの仕様は、その仕舞いこみの形が細長であること。
大まかにその形で分類すると、ひとつは体育館にあるような座面を持ち上げて背もたれにくっつけるように折りたたみ平べったい形に収まるタイプ。もう一つはパイプが一つの束になり70cmほどの細長い形になるもの。この2つに分けられます。
今回、持って行ったイスは写真のもの。折り畳んだ時に細長い形になるタイプです。
なぜ、これを選んだのか。その理由は車に積んだ時のパッケージングのしやすさと、いかに車内にデッドスペース作らないようにするかという点を考慮した結果、これ以外に考えられなかったからです。これはテーブルやテントの選択も関連してきます。
もったいぶらず手短かに言うと、折りたたみ時にイスやテントなど、すべて細長い形になるようにそろえたということ。
さらにこれらをすべてまとめて一つにパッケージできる丈夫なランドリーバッグが必須アイテムとなります。(これについてはまた別の記事で詳細を報告します。)
だいぶややこしくなってきましたので、写真を見てもらった方が分かり易いと思います。
テーブル・タープ・椅子・テント ベルトをストラップにして一度に運べます。
これだと、すべて一度に運べます。キャンプの時はワンアクションですべて持ち出し&移動が可能。車中泊時には同じくワンアクションで助手席に置き換えるだけでキャビンの広さが確保できます。
また、床の専有面積が狭くて済む上に横方向の空間を占有することなく収納できます。移動しなくてもそのまま寝ることもできるので、旅の後半はそのまま位置替えせずに過ごしていました。
固定方法は後部座席のアシストグリップ(乗り降りの時につかむ、ドアの内側上部にある例のやつです。)にベルトで吊り下げ、さらに助手席ヘッドレストに補助的にベルトで固定します。(2本ともアシストグリップの時もありました。)
今回使ったフィットシャトルハイブリッドは車中泊時の就寝スペースが広い方ではないと思いますが、ランドリーバッグの底面がドア側に密着するので、この方法が一番デッドスペースが少なく、走行中の荷崩れの心配もなし。移動も簡単、と多くのメリットがあります。
占有する面積は、ランドリーバッグの底面積だけ。
椅子やテーブル選びと関連した、車種に関係なく使えるテクニックです。
車の改造も必要ありませんので、普段使いの車でデイキャンプを楽しまれる方、軽自動車でキャンプ&車中泊をされる方、キャンプ初心者にもおすすめです。
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